[[start]]>[[政策]]>県立病院 ---- ======県立病院======  県立病院とは、その名の通り県が経営する[[病院]]で、主に大規模な[[総合病院]]であり地域の中核医療を担っている場合が多い。但し、運営に関しては、近年直営ではなく[[独立行政法人]]という形で実質民間委託されているケースも目立ってきている。  [[沖縄県|沖縄]]では、現在7つの県立病院施設が運営されていて、すべて沖縄県の直営である。\\  沖縄県には大規模病院は県立病院の他は[[琉球大学]]病院や[[徳洲会]]系の病院(徳洲会病院も大規模とは言えないかもしれない)ぐらいしかなく、県立病院の果たしている役割は非常に大きい。\\  しかし、沖縄県の県立病院は慢性的な赤字状態が続いており、年間80億円ほどの資金が県[[一般会計]]から投入されているのが実情である。  [[仲井眞弘多]]氏は、巨額の財政投入を抑えるために、3年間で100億の累積赤字を消す考えを示し、その為に既に独立行政法人化を実施した[[那覇市立病院]]をモデルに、沖縄県立病院の独立行政法人化も視野に入れるべきとしている。  一方[[伊波洋一]]氏は、県立病院の赤字の原因の一つに[[病床稼働率]]の低さがありその原因は[[看護師]]等医療スタッフの不足によるものであるから、看護師を増員することで稼働率を上げ収入を増やすことで、赤字はある程度解消できるとしている。\\  また、そもそも県立病院は「公的医療」という観点から運営されているものであって収益性だけで論じていいものではないとし、特に離島([[宮古]]・[[八重山]])を抱える沖縄県では、県立病院という一体的な組織で医療システムを支えていくべきだとしている。\\  以上の観点から、伊波洋一氏は県立病院の独立行政法人化には反対している。 \\ \\ \\ ====== ====== 参考文献:\\ 関連リンク:\\ 沖縄県立病院:[[http://www.hosp.pref.okinawa.jp/]] ----- 文書は基本的に作成途中です。有志による情報の充実を希望します。 wikiの記法については[[http://www.dokuwiki.org/ja%3Asyntax]]を参照してください。\\ [[練習用ページ]]