沖縄県立浦添看護学校は、沖縄県内の看護師を育成するために設置されている県営の看護学校である。
　県立の看護教育施設としては、他に沖縄県立看護大学がある。また、県立ではないが北部地区医師会北部看護学校が名護市にあり、沖縄県内の看護士育成の拠点となっている。

　浦添看護学校の運営は赤字であるため、民営化や独立行政法人化を主張する声が上がっており、仲井眞弘多氏は１１月議会で議論するとしている。
　仲井眞県政を支える（支持する）専門家集団である沖縄県行政改革懇話会専門委員会は、「県立浦添看護学校については、看護師養成における県と民間の役割分担の観点から、 民間団体等に委ねた方が望ましい。」としている。

　一方、伊波洋一氏は看護士の育成は県が責任を持って行うべき事業であり、浦添看護学校は県営のままにすべきとしている。また、沖縄県立病院の赤字の原因が看護師不足による稼働率の低さにある事から、むしろ浦添看護学校を公営のまま維持して看護士の育成数を増やす事こそが重要であるとしている。
（常識的に考えて、私立学校は公立学校より学費が高くなる。学費が高くなれば応募者数が減るのは自明の理であり、応募者数が減れば優秀な看護士を育成する余地は少なくなり、下手をすれば定員割れにすらなりかねない。）

参考文献:
第１０回　沖縄県行政改革懇話会専門委員会　議事録（要旨）：http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/1059/10.txt

関連リンク:
沖縄県立浦添看護学校：http://www.urasoe-ns.ac.jp/

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